1 0 0 0 OA 土を固める

著者
後藤 年芳 片岡 宏治
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.28, no.8, pp.52-62, 1990-08-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
21
被引用文献数
1 1

各種建設工事における軟弱地盤対策や環境浄化工事において, 軟弱土や泥土を固化する技術は, 重要な位置を占めるようになってきている。このため, セメント系固化材および石灰系固化材は, 従来からのセメントや石灰とともに各種の固化工事に広く用いられるようになってきている。本稿では, 現在市販されているセメント系固化材の種類とその特性ならびに固化処理土の性質について概説した。また, 地盤改良工法すなわち浅層混合処理工法, 深層混合処理工法, 泥土処理工法, 注入工法について解説的に示した。さらに, 地盤改良分野における材料や工法に関するニーズや最近の改良工法の開発動向についても述べた。
著者
藤井 衛 田村 昌仁 黒柳 信之 伊集院 博 住友 義則 後藤 年芳
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.71, no.610, pp.91-98, 2006

We performed the plate loading test and investigated the influence that the plate compacter and the tamping rammer gave to the compaction on the ground. As a result, we found that the use of plate compacter was appropriate on extremely soft ground with a bearing capacity of less than 30kN/m^2. And the use of tamping rammer was appropriate on normal ground with a bearing capacity of more than 30kN/m^2. And we found the impact acceleration test was efficient for evaluating the effect of compaction procedures on the foundation of detached house.