著者
志牟田直人 栗山繁 栗山 繁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.91, pp.37-41, 2006-08-18
被引用文献数
1

人間の動作データの要約化は,その内容を瞬時に把握するのに役立つ.しかし,既存の手法は3次元動作データに基づいて要約化を行い,動作の見た目は考慮していない.そこで本研究では,動作データから生成した動画像の要約表示を目的として,画像特徴量を用いた代表フレームの自動的な選択手法を提案する.本手法では,各フレームの画像特徴量からその時間変化量を求めることで,動画像の見た目の時系列での変化を考慮した要約化を実現する.代表フレームの適切な選択に対する本手法の有効性を,体操データを用いた他手法との比較実験により検証した.Summarization of motion data is useful for grasping the contents in an instant. However, existing methods only manages the 3D motion signals, which neglects actual appearances of the rendered animations. This paper therefore proposes a method for automatically extracting key frames with image-based features for taking the visual variations along time series into considerations using the gymnasitic motion data.