- 著者
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戸倉 直
- 出版者
- 公益社団法人精密工学会
- 雑誌
- 精密工学会誌 (ISSN:09120289)
- 巻号頁・発行日
- vol.62, no.10, pp.1398-1401, 1996-10-05
本稿では高度に情報化された製造産業におけるコンピュータ利用技術のひとつとしての非線形解析の潜在的なニーズを概観するとともに, いわゆるダウソサイジングに伴って身近になったマシン環境で動作する非線形解析ソフトの最新の機i能を, LS-DYNA3Dを例にとりあげて紹介した.今やユーザにとってはコンピュータ選定の選択肢が広がり, 解析規模に応じてコンピュータを使い分けることで業務の大幅なコスト削減が可能になっているといえるだろう.また, このような非線形ソフトを使用する上での留意点を指摘し, さらに, 具体的な解析事例をもとに, 解析に必要な入力データや結果の評価のポイント等を示した.今後このような解析ソフトに求められる点としては, GUIの拡張による使いやすさの改善, 高速かつ高精度な解析アルゴリズムの開発, CADデータとのリソクによる最適化問題への応用といったことが挙げられる.ソフトベンダーとしては, 常にユーザの立場に立って最新の技術惰報を提供し, よりよい製品開発に貢献していきたいと考えている.