著者
新井 洋輔
出版者
東京福祉大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

NPO団体におけるスキル継承過程を検討することを目的に、2件の面接調査と質問紙調査を行った。調査の結果、(1)リーダーの継承がNPO 団体の存続にとって重要であること(2)リーダー自身の交代の予期、交代時期の決定、交代方法の決定が、リーダー交代時の継承内容の決定に必要であること(3)効率的な継承には、運営方法の明文化とともに、後継者との共同作業が求められることなどが明らかにされた。
著者
市村 美帆 新井 洋輔
出版者
和洋女子大学
雑誌
和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University (ISSN:18846351)
巻号頁・発行日
vol.61, pp.165-174, 2020-03-31

本研究の目的は、大学生が双子コーデ現象をどのように捉えているのか、双子コーデの経験有無による違いについて検討することである。大学生161名を対象に質問紙調査を行った。その結果、大学生は、テレビやSNSおよびインターネットで双子コーデの情報に触れたり、友だちが双子コーデをしていたり、実際に街中で双子コーデをしている人たちをみたことがあるといったように、様々な形で現象に触れていた。双子コーデは主として女性同士で行われる現象であるが、男性もしくは異性同士でも行われるものでもあることや、関係の深い2人によって双子コーデが行われると捉えられていた。また、大学生は双子コーデを、楽しく、テンションがあがることと考え、双子コーデというファッションにかわいいやほほえましいといった評価をしており、好意的に捉えていた。双子コーデをする理由については、「自分の楽しさ志向」「友だちとの関係志向」「流行・社会志向」の3つのまとまりに整理された。双子コーデの未経験者で今後経験したくない者は双子コーデをする理由を「友だちとの関係志向」で捉え、双子コーデの経験者や今後経験してみたい者は双子コーデをする理由を「自分の楽しさ志向」と考えていた。
著者
市村 美帆 新井 洋輔
出版者
和洋女子大学
雑誌
和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University (ISSN:18846351)
巻号頁・発行日
no.61, pp.165-174, 2020-03-31

本研究の目的は、大学生が双子コーデ現象をどのように捉えているのか、双子コーデの経験有無による違いについて検討することである。大学生161名を対象に質問紙調査を行った。その結果、大学生は、テレビやSNSおよびインターネットで双子コーデの情報に触れたり、友だちが双子コーデをしていたり、実際に街中で双子コーデをしている人たちをみたことがあるといったように、様々な形で現象に触れていた。双子コーデは主として女性同士で行われる現象であるが、男性もしくは異性同士でも行われるものでもあることや、関係の深い2人によって双子コーデが行われると捉えられていた。また、大学生は双子コーデを、楽しく、テンションがあがることと考え、双子コーデというファッションにかわいいやほほえましいといった評価をしており、好意的に捉えていた。双子コーデをする理由については、「自分の楽しさ志向」「友だちとの関係志向」「流行・社会志向」の3つのまとまりに整理された。双子コーデの未経験者で今後経験したくない者は双子コーデをする理由を「友だちとの関係志向」で捉え、双子コーデの経験者や今後経験してみたい者は双子コーデをする理由を「自分の楽しさ志向」と考えていた。
著者
新井 洋輔 松井 豊
出版者
筑波大学心理学系
雑誌
筑波大学心理学研究 (ISSN:09158952)
巻号頁・発行日
no.26, pp.95-105, 2003-09-01

本論文は、大学生のクラブ・サークル・部活動などの集団に関する研究の動向を整理することを、目的とする。まずサークルへの参加状況に関する調査やサークルを含む課外活動の在り方に関する提言など、心理学以外の研究について紹介する。続いてサークルや部活動集団を対象とした心理学的研究の動向をまとめ、最後に今後の展開について考察する。なお、「クラブ」「サークル」「部活動」などの集団の呼称については、研究によって、それぞれ異なる対象を指すものと、区別せずに扱っているものとがある。本論文ではこれらを特に区別せず、原則として「サークル集団」という語を用いるが、先行研究が呼称を意図的に使い分けている場合には、各研究に従って記述する。
著者
新井 洋輔 松井 豊
出版者
筑波大学心理学系
雑誌
筑波大学心理学研究 (ISSN:09158952)
巻号頁・発行日
no.27, pp.29-41, 2004-02-27

This study seeks to examine the determinants of behavior toward kouhai (junior members) from senpai (senior members) in university clubs. In study i, thirteen aspects of behavior ...
著者
松井 豊 竹中 一平 新井 洋輔
出版者
筑波大学心理学系
雑誌
筑波大学心理学研究 (ISSN:09158952)
巻号頁・発行日
no.30, pp.43-49, 2005-09-01

A Simulation Training system for Earthquake shelter Program (STEP) has been developed, and evaluated in terms of its effectiveness. Previous role-playing (ver.0.1) and panel-presentation (ver.0.2) versions were revised, and prototype ...