著者
星野 洋一郎
出版者
北海道大学
雑誌
産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験
巻号頁・発行日
2008

ハスカップの果実には苦味を呈するものがあり、利用上の問題となっている。苦味成分ロガニンはイリドイド配糖体であり、健胃、血圧降下、抗菌性などの効果をもつ生薬として利用されている。そこで、ロガニンの供給原料としてこれまで未利用の部位(葉)に着目し、ロガニン含量の高い系統の選抜、ロガニン含量の季節変動の解析を進める計画である。
著者
林 重之 星野 洋一 町田 守也 大木 一郎 高橋 俊行
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:13489844)
巻号頁・発行日
vol.67, no.2, pp.70-71, 2005-11-25 (Released:2013-11-21)
参考文献数
6
被引用文献数
1

症例は31歳男性。精神遅滞で異食の傾向にあった。嘔吐,腹痛を主訴に近医受診。腹部単純レントゲン検査にて腹腔内に異物を認め当院へ入院した。上部消化管内視鏡検査では胃内の食物残渣に埋もれる複数の金属片が存在した。金属片は幅5mm,長径は様々であり辺縁は不整で一部は鋭利で噛み切って誤飲したものと推測した。消化管損傷や鉛片の可能性を考慮し内視鏡的にすべて摘除した。これらの金属片は入所施設のカーテン内のおもりとして使用されている鉛片であった。その後外来にて経過を観察するも原因不明の腹痛と倦怠感,貧血の進行を認め意識消失にて再入院となった。経過から鉛中毒を疑い血中鉛濃度を測定したところ84µg/dlと高値を示し鉛中毒と診断した。現在までに誤飲による鉛中毒の報告例はなく,興味ある症例と考え報告する。
著者
星野 洋一郎
巻号頁・発行日
2010-10-21

5周年記念HUSCAP講演会 講演1「HUSCAPと私の研究」. 平成22年10月21日. 北海道大学