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文献一覧: 有光 秀仁 (著者)
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OA
高齢食道がん患者の術後早期回復のための課題
著者
鍋谷 圭宏
永田 松夫
齋藤 洋茂
滝口 伸浩
池田 篤
貝沼 修
早田 浩明
趙 明浩
外岡 亨
有光 秀仁
栁橋 浩男
河津 絢子
實方 由美
掛巣 孝則
羽田 真理子
福原 麻后
近藤 忠
佐々木 良枝
前田 恵理
吉澤 直樹
内山 友貴
上野 浩明
高橋 直樹
山本 宏
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養
(
ISSN:13444980
)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, pp.1299-1305, 2014 (Released:2014-12-20)
参考文献数
12
被引用文献数
2
食道がん外科治療は「高リスク患者に対する高度侵襲手術」であり、特に高齢者では、日本外科代謝栄養学会ESSENSEプロジェクトの基本理念である「侵襲反応の軽減」、「身体活動の早期自立」、「栄養摂取の早期自立」、「周術期不安軽減と回復意欲の励起」を心掛けた手技と管理が必要である。近年、高齢食道がん患者に対する根治切除術も低侵襲化され、「身体に優しい」治療になりつつある。しかし、70歳以上の高齢者では、術後合併症が多い傾向で、食事開始後退院まで時間を要し、経腸栄養継続の意義が高いことが示唆された。高齢者では、oncological(がん治療としての有効性を踏まえた手術選択)、physical(肉体的)、mental(精神的)、social(社会的)な援助が適切に行われ、全人的支援があってこそ、「心にも優しい」術後早期回復が可能になると思われる。そのためには、NST・精神科医や医療ソーシャルワーカーなどを含めた多職種連携が必須である。