著者
西条 旨子 俵 健二 本多 隆文 中川 秀昭
出版者
金沢医科大学
雑誌
金沢医科大学雑誌 (ISSN:03855759)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.475-478, 2005-12

近年,一般環境中カドミウム(Cd)の低濃度長期暴露が早産や胎児発達に影響を及ぼす可能性を示唆する研究や,母乳を介した出生児へのCd暴露負荷の可能性も報告され,中高年だけでなく,妊産婦や乳児のCd暴露を減らす公衆衛生学的な対策が必要と考えられている。本総説においては,まず,妊娠・出産への影響を,次に,胎児への経胎盤移行による発育への影響を,最後に,潜在的な健康影響をもたらす母乳の汚染について,これまでの研究報告に我々の得た知見を加えて概説し,Cdの生殖毒性・次世代影響研究の今後の課題を明らかにした。
著者
石崎 昌夫 本多 隆文 山田 裕一 中川 秀昭 櫻井 勝 櫻井 勝
出版者
金沢医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

欠勤日数・回数は低職位群が高職位群より多く、この職位による傾斜は強固なものであった。また、短期間欠勤はその内容によってはストレスコーピングの役割を果たしていると思われた。自己評価による仕事パフォーマンスは職位よりも仕事要求度といった職場環境に強く影響されると考えられる。