- 著者
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岩島 保
波田 匡司
坂本 真
柳井 修司
- 出版者
- Japan Concrete Institute
- 雑誌
- コンクリート工学 = Concrete journal (ISSN:03871061)
- 巻号頁・発行日
- vol.51, no.8, pp.641-647, 2013-08-01
新名神高速道路に建設された川下川橋は,神戸市と宝塚市を跨ぐ急峻な谷間に架かるPRC 3径間連続ラーメン箱桁橋であり,橋脚高95m,最大張出し架設長110mを有する国内最大規模のコンクリート橋である。本橋は,高強度鉄筋を使用した大口径深礎,高強度鉄筋と高強度コンクリートを使用した中空断面の高橋脚,桁高12mのコンクリートウェブを有する広幅員かつ長支間の主桁など,特徴的な構造を有する。本稿では,これらの部材に適用したコンクリートの特徴とその施工方法ならびに施工結果について報告する。