著者
柴田 望洋 松山 久義
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.395-402, 1989
被引用文献数
3 7

符号付有向グラフを用いた異常診断法の精度を, 最大候補集合によって評価する方法を提案した.さらにこの方法を酢酸製造プロセスへ適用し, その有効性を明らかにし, 包絡候補集合を利用した評価法と比較した.測定点の最適配置問題, 異常時における対応措置決定システム等への応用が考えられる.