著者
柴田 祐貴 山下 智史 掛下 哲郎
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.318, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

我々は系統的なソフトウェア設計を支援するツールであるPerseusを開発してきた。本研究では、学生の設計した答案と教員が設計した模範解答とを自動的に比較する機能の実装を行う。Perseusではソフトウェア設計を木構造で表現している。そのため、模範解答との比較を行う際にはノード同士で比較を行い、対応するノードの位置を求める必要がある。そこで、文字列の類似度を表すレーベンシュタイン距離の概念を導入することで、ノード同士の比較機能の実装を行った。これにより、学生の答案に対してデータ型等の設計の不一致、ルーチンやデータ構造等の過不足に対してのチェックを行う事ができるようになる。