著者
平湯 宗人 中原 大輝
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.303, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

水を沸かし何らかの飲み物を飲む場合,沸騰させるのか少し冷やすのかにより二分される.電気ポットは緑茶を好む日本において開発された湯沸かし器であり,電気ケトルは欧米においてコーヒーを飲む文化圏で考えられた湯沸かし器である.両方ともに目的に応じた使い勝手を考えてある.そこで両者の違いを知り使い方による違いや,消費電力量と電気料金などの比較をした.
著者
江口 翔太 坂口 裕一 小野 智司
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.541-542, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

差分進化(Differential Evolution: DE)はシンプルかつ頑健なアルゴリズムであることから,様々な分野で利用されている.しかし,問題の特徴が未知の問題に対して最適な制御パラメータを設定することは困難であり,ユーザにとって大きな負担となっている.近年,制御パラメータを探索中に調整する自己適応型差分進化(self-adaptive DE: jDE)が優秀な探索性能を持つことから注目されている.さらに,適応型DEとしてJADE,SHADEが良好な性能を示している.本研究では,これらのDEをベンチマーク関数によって評価実験を行い,各アルゴリズムの性能比較を行う.
著者
樅木 麻奈 西村 勇也
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.212, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

振動している膜や薄い板の上に砂や塩などの細かい粒子を撒くと,振動の節の部分にその粒子が集まり幾何学的な模様を描く.この模様をクラドニパターンと呼び,手軽に固有振動を目で見ることができる音響現象の多くは目で見ることが出来ず,音波伝搬の可視化技術は音響工学の基礎教育において音の性質の理解を助ける有効な手法である. そこで本研究では,まず音響解析によく利用される Bessel 関数を用いて円形膜の振動解析を行い,クラドニパターン発生時の音波伝搬状態をグラフ化することで音場全体を把握する.続いて,実際に粉末図形実験装置を製作し,膜の音波伝搬の可視化を行う.得られた粉末図形と理論値を比較することでその音響メカニズムを検証する.
著者
榊 裕翔 辻井 優伸 西川 健二郎 河合 邦浩 岡崎 浩司 楢橋 祥一
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.402, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

近年,次世代の発電システムとして”宇宙太陽発電計画(SSPS)"が注目を浴びておりJAXA,京都大学を中心に研究開発が行われている.通常,ダイオードが飽和領域で動作する様な高入力電力の場合,高調波成分発生の割合が高くなり変換効率が低下する課題があった.そのため高調波成分を処理する回路を出力側に付加したF級シングルシャント整流回路が広く用いられている.本研究ではより一層の高効率化を実現するため出力フィルタにて反射された反射波成分の一部を多段接続した整流回路に再入射させる5.8GHz帯反射波再利用型シングルシャント整流回路を提案する.
著者
橋本 慎史 市田 大樹 徐 鉉雄 内田 儀一郎 板垣 奈穂 古閑 一憲 白谷 正治
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.23, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

Siは太陽光発電市場の90%以上を占めている代表的な太陽電池材料である.1、2世代型太陽電池研究を主導したSi太陽電池はSi量子ドットをもとにして、次世代型太陽電池への可能性を示している。Siの量子特性は以前研究から証明されたにもかかわらず、多重励起子生成の実現と太陽電池への応用は相変わらず非常に難しい課題である.本研究では,Si量子ドットとポリマーを用いて有・無機ハイブリッド太陽電池を研究した.ポリマーの割合調節を通じてエネルギーバンドをコントロールして、Si量子ドットのバンドギャップに合わせたバンド構造から電荷の抽出が改善された高効率有・無機ハイブリッド太陽電池を作製した。
著者
柴田 祐貴 山下 智史 掛下 哲郎
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.318, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

我々は系統的なソフトウェア設計を支援するツールであるPerseusを開発してきた。本研究では、学生の設計した答案と教員が設計した模範解答とを自動的に比較する機能の実装を行う。Perseusではソフトウェア設計を木構造で表現している。そのため、模範解答との比較を行う際にはノード同士で比較を行い、対応するノードの位置を求める必要がある。そこで、文字列の類似度を表すレーベンシュタイン距離の概念を導入することで、ノード同士の比較機能の実装を行った。これにより、学生の答案に対してデータ型等の設計の不一致、ルーチンやデータ構造等の過不足に対してのチェックを行う事ができるようになる。
著者
黒岩 真幸 田中 久治 堀 良彰 大谷 誠
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.231, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

近年,スマートフォンやタブレットなどの普及や,動画配信サービスの充実によりトラフィックが増加している.また,セキュリティの脆弱性を狙った攻撃も少なくない. 一方,近年,SDNという概念が注目されている.これはソフトウェアによってネットワーク全体を制御しようという考え方である.そのSDNの標準の技術の1つにOpenFlowがある.OpenFlowを用いることで,プログラミングによってパケットの制御が可能になる.本研究ではOpenFlowによるパケット制御と,パケットを可視化するパケットアートシステムの開発を行った.これにより,ネットワークの状態を把握,また攻撃を検知することができる.
著者
橘 弘智 久保田 真一郎 山場 久昭 高塚 佳代子 岡崎 直宣
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.566, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

多くの大学で,ICカード化された学生証(以下,IC学生証)を利用した出席管理システムが採用されている.本学でもIC学生証の導入を機にこの種のシステムが開発されたが,高価な専用ICリーダーが必要であり,それ程使われていないのが現状である.そこで,入手が容易なAndroid端末をICリーダーとして使用できる出席管理アプリを開発した.本アプリはNFC機能を搭載したAndroid端末で動作するため,リーダー用デバイスが別途必要なく,携帯性にも優れる.実際の講義で本アプリが使用され,教員により運用面に関するレビューが行われたので,今回はそれをもとに改善した点を中心に報告する.