著者
満田 直美 栄徳 勝光 菅沼 成文
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.475-479, 2020-05-10

●つわりのなかった妊婦に比べ,つわりのあった妊婦のほうが早産の頻度が低かった. ●つわりの程度と早産リスクには関連があり,つわりの症状が強いほうが早産リスクは低下していた. ●つわりと早産リスクの関連性についてのこれまでの研究結果は一致していないが,つわり症状があるほうが早産リスクが低下するという報告が多い.
著者
栄徳 勝光
出版者
高知大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

国内外で10例報告されているインジウム肺のマウスモデルを研究室単位で実施可能な気管内投与法によって確立し、急性症状である肺胞蛋白症の再現に成功した。RNA-Seqによる網羅的な遺伝子発現解析により、慢性期の変化である間質性変化を示すマーカー遺伝子の発現も確認された。インジウム肺における遺伝子発現プロパティを明らかにしたことで、今後の治療法の開発の指針を示す重要な手がかりを得ることができたといえる。また、気管内投与法によるインジウム肺マウスモデルの確立により、今後のインジウム肺の研究の促進が期待できる。
著者
安光ラヴェル 香保子 滿田 直美 鈴木 恵太 栄徳 勝光 菅沼 成文 GILLBERG Christopher
出版者
高知大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は、自閉症など発達障害児の早期発見をできるだけ早く正確に行われるようにすることを目的として、生後3日前後の新生児を小児科医が診察し、また観察方法を統一させて母子のコミュニケーションの様子をビデオ撮影を行った。平成29年度末までに41名の参加者を募り、平成30年6月現在、小児科医診察時と母子コミュニケーション時のスコアの分布や相関等を分析中である。今後、平成31年度7月より、1歳の発達状況を調査し、生後3日目との関連がないかを分析する予定である。