著者
岡島 義 秋冨 穣 村上 紘士 谷沢 典子 梶山 征央
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
認知行動療法研究 (ISSN:24339075)
巻号頁・発行日
pp.20-025, (Released:2021-06-11)
参考文献数
24

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍では、睡眠の悪化が報告されている。しかしながら、海外と国内では感染対策が異なり(ロックダウンvs.外出自粛要請)、また、COVID-19流行後の調査しか行われておらず、流行前後の睡眠状態の比較を行った研究は報告されていない。本研究では、睡眠記録アプリ利用者6,963名のデータを用いて、2020年1~6月の睡眠状態について、2018年および2019年の同時期の睡眠データと比較し、COVID-19禍における睡眠変化について検討することを目的とした。対数線型モデルを用いて検討した結果、2020年4月、5月、6月時の睡眠時間が6時間未満の者の割合が、ほかの年と比べて少ないことが明らかとなった。そのほかの睡眠指標に関しては関連が認められなかった。以上のことから、COVID-19禍の活動自粛期間は、睡眠時間の延長をもたらすことが明らかとなった。
著者
梶山 征央 児玉 賢史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.299, pp.57-60, 2013-11-19

一般的なARは画面上に2次元で投映されるため,距離感をつかむのが難しいことがある.そこで本提案手法では距離感を容易に得るために,一般的に利用されている3Dグラスを通して立体視を利用し,更にウェブカメラから手の位置を読み取ることでユーザインタフェースとして自分の手を使用する,というタンジブルの要素を取り込んだ.