- 著者
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松野 誠
亀川 徹
松原 隆一郎
森山 威男
- 出版者
- 東京藝術大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2014-04-01
フリー・スタイルであるのにスイングするという独特の演奏法を編み出し、1974年のヨーロッパ公演では爆発的な反響と評価を勝ち取った「初期山下洋輔トリオ」の技術構成について、ドラマーである森山威男氏のドラミングを撮影することを通じて解明した。フリー・スタイルであるのにスイングする秘訣は、固定したメンバーと演奏を繰り返し、ビートや楽譜ではなく「間」を共有することにある。それを実証するために、森山・山下、森山・坂田のデュオを収録した。本研究の成果は追加画像も含めてヤマハ・ミュージック・エンターテインメント・ホールディングスから今年中に出版される予定で、鋭意編集中である。