著者
森藤 元 安細 康介 渡辺 大 吉浦 裕 瀬戸 洋一
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.61, pp.43-48, 2001-09-21
被引用文献数
2

デジタルカメラを用いて撮影された写真は, 撮影後に編集されたか否かの判定が困難であるために証拠として採用しにくい。また, 不正な複製や部分使用も容易である。本稿ではデジタル署名により改ざん検知を可能とし, 電子透かしにより権利者を特定可能とすることで証拠写真として採用可能な写真を撮影できるデジタルカメラシステムについて述べる。また, 機能を実装したデジタルカメラを試作することで, 本システムの妥当性についても述べる。
著者
森藤 元 川崎 明彦 森田 豊久 宝木 和夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.70, pp.467-471, 2005-07-22
被引用文献数
1

個人情報保護法が2005年4月に前面施行され、プライバシ保護に対するニーズがかつてなく高まっている。本稿では、実名、偽名、匿名を渡り歩く技術の一実現手段を検討している。ここでは、受信者の権限に応じて匿名から偽名、実名を復元できるレベルを決めることができ、さらに送信者の意思により実名、偽名、匿名を選択できるアイデンティティ制御方法を考案した。With the complete introduction of the law for protecting personal information in April 2005, the needs concerning protection of privacy have become ever more demanding. Accordingly, in this paper, the authors propose an "identity control" method that can (I) set the disclosure level for revealing the real name and pseudonym from the antonym according to the receiver's authority and (ii) select the real name, pseudonym or antonym according to the will of the sender.
著者
森藤 元 川崎 明彦 森田 豊久 宝木 和夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.194, pp.219-223, 2005-07-15

個人情報保護法が2005年4月に全面施行され, プライバシ保護に対するニーズがかつてなく高まっている.本稿では, 実名, 偽名, 匿名を渡り歩く技術の一実現手段を検討している.ここでは, 受信者の権限に応じて匿名から偽名, 実名を復元できるレベルを決めることができ, さらに送信者の意思により実名, 偽名, 匿名を選択できるアイデンティティ制御方法を考案した.