著者
横山 幸三
出版者
筑波大学現代語現代文化学系
雑誌
言語文化論集 = Studies in languages and cultures (ISSN:03867765)
巻号頁・発行日
no.53, pp.97-99, 2000-03-27

平成11年度の初め、故永田康昭助教授は忽然としてこの世を去られた。文字通りの夭折と呼んでよいであろう。志半ばでの早世は、本当に惜しんでも余りある。あらゆる意味において、これからという矢先のことであった。ご承知の通り ...
著者
横山 幸三 Yokoyama Kozo
出版者
筑波大学現代語・現代文化学系英語学・英文学グループ
雑誌
筑波英学展望 (ISSN:02886383)
巻号頁・発行日
no.22, pp.3-13, 2003

1 マルカム・ブラッドベリーによれば、「アンガス・ウィルソンは、イギリスの戦後における最も重要な小説家であった。」という。この発言は、作家の死の直後になされたものであるから、先輩に対する愛惜の念を割り引いて考えねばなるまいが、 ...