- 著者
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鈴木 久美
小松 浩子
林 直子
片岡 弥恵子
樺澤 三奈子
大坂 和可子
大畑 美里
池口 佳子
大林 薫
- 出版者
- 兵庫医療大学
- 雑誌
- 基盤研究(B)
- 巻号頁・発行日
- 2009
本研究は、乳がん検診受診率の向上をめざし、同意の得られた成人女性33人を対象に乳房セルフケア促進プログラムを実施し、妥当性を評価した。その結果、介入前に比べ介入後1年で、40歳以上の定期的マンモグラフィ受診者は26.1%から60.9%(p=0.008)、30歳以上の定期的自己検診実施者は21.2%から57.6%(p=0.004)と有意に改善した。また、85%以上の参加者は、プログラムに対して満足かつ有用と回答した。以上の結果から本プログラムは妥当であると考えられた。