39 0 0 0 OA 画本虫ゑらみ

著者
喜多川歌麿//筆,宿屋飯盛<石川雅望>//撰
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1788

歌麿の狂歌絵本のうちでも特に評価が高く、代表作とされる。全15図。1図に虫2種類を描きそれを詠んだ狂歌2首を掲げる。初刷りは2冊本。後刷りも含め異版が多い。展示本は元来は跋である歌麿の師鳥山石燕(1711-88)の文をはじめに置く。

8 0 0 0 OA 歌麿名画揃

著者
喜多川歌麿 画
出版者
好古堂
巻号頁・発行日
1904

3 0 0 0 OA 潮干のつと

著者
あけら菅江<朱楽菅江>//〔編〕,喜多川歌麿//図
出版者
耕書堂蔦屋重三郎

彩色摺狂歌絵本。「潮干のつと」とは「潮干狩りのみやげ」という意味。36種の貝と、初めと終わりに付した関連美人風俗図を、朱楽菅江(1740-99)と彼の率いる朱楽連の狂歌師たち38名が1名1首ずつ詠む。画工は喜多川歌麿(1753?-1806)。本書には波模様や「貝合せ図」の障子に映る手拭いの影の有無等、摺りが異なるものが数種存在するが、この本には波模様、影ともに無い。本書は安永から寛政にかけて蔦屋重三郎が刊行した狂歌絵本の代表的なもので、空摺りや雲母などが施され、当時の最高水準の技術を駆使して制作された華美で贅沢な作品である。(2019.9最終更新)

1 0 0 0 歌麿

著者
喜多川歌麿 [画] 下村良之介 [ほか] 著
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
1991
著者
喜多川歌麿 画
出版者
文栄堂丸屋文右衛門

喜多川歌麿の墨摺狂歌絵本。半紙本3巻合1冊。題簽「絵本春の和歌葉 天(地・人)」。江戸・丸屋文右衛門求板。広告(刊記丁)「絵本若むらさき 彩色摺 全二冊」、「絵本志津ヶ嶽 武者つくし 近日出来」。序は潜亭浅黄裏成。序末に「名してよもきの島といふ」とある通り、原題は「絵本よもぎの島」で、「絵本春の和歌葉」「絵本若葉栄」の順に改題、修訂された。序に「江東の春をたつねんと小舟に棹して墨水にさかのほるに」云々とある。隅田川岸の料亭に集まった狂歌師たちの詠歌に絵を添えたもの。狂歌師は巻頭三陀羅法師、巻軸潜亭主人、その他で、1丁に2首ずつであるが、彫り直した形跡もある。書は松花堂流。画題は小松引き、若菜摘み、菫摘み、若鮎、白魚漁、吉原、汐干狩り、ほととぎす、蛍狩り、両国の花火、納涼、萩、月見、鹿の音、鶉、茸狩り、紅葉、尾花、顔見世、雪見、鴛鴦、年の暮れなどで、古今東西に及んでいる。(鈴木淳)(2016.2)

1 0 0 0 OA 歌麿浮世絵集

著者
喜多川歌麿 画
出版者
雄山閣
巻号頁・発行日
1926