著者
上田 隆也 柴田 昇吾 伊藤 史朗 廣田 誠 池田 裕治 藤田 稔
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.49-50, 1995-03-15
被引用文献数
1

インターネットをはじめとするコンピュータネットワークの整備により種々の情報がオンラインで利用可能になり、情報収集が容易になってきた。しかしその反面、情報の量が多すぎるため有用な情報を見逃す危険性も増大してきている("情報洪水"の問題)。特に電子メール・Net News・新聞等の"フロー情報"では情報の"新しさ"が重要であり、時間が経過してしまうことによりユーザにとっての情報の価値が失われてしまうことも少なくない。こうした問題への対処として、我々は、フロー情報からの情報収集・整理を支援するシステムの研究開発を進めている。本システムは、フロー情報の中からユーザにとって有用な情報を選別し、大意・キーワード等を付与し、ユーザの設定した分類体系に振り分けて、適切なタイミングで提示する。柔軟な処理を行なうために、マルチエージェントモデルに基づくアーキテクチャーを採用した。本稿ではこのシステムの概要について述べる。
著者
大谷 紀子 伊藤 史朗 柴田 昇吾 上田 隆也 池田 裕治
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.187-188, 1996-09-04
被引用文献数
2

我々が提案するフロー情報収集・活用のための知的検索システムFitでは、フォルダにより視点を表現し,「視点別の文書提示」、「保、存候補のリストアップ」、「フォルダ単位の検索」の各機能を設けている。これらの機能は共通して「類似度判定部」を使用している。本稿では、類似度判定部の処理方式について説明するとともに、類似度判定の性能と、各種文書への適用可能性について評価した結果を報告する。
著者
伊藤 史朗 大谷 紀子 柴田 昇吾 上田 隆也 池田 裕治
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.185-186, 1996-09-04
被引用文献数
2

我々が提案するフロー情報収集・活用のための知的検索システムFitでは、フォルダにより視点を表現し、「視点別の文書提示」、「保存候補のリストアップ」、「フォルダ単位の検索」の各機能を設けている。本稿では、これらを実現するためのシステム構成及び処理方式について説明する。また、フォルダ単位の検索におけるスコア計算の新しい方式を提案する。