著者
浅田 啓嗣
出版者
日本徒手理学療法学会
雑誌
徒手理学療法 (ISSN:13469223)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.33-38, 2019 (Released:2019-04-22)
参考文献数
6
被引用文献数
1

日本運動器徒手理学療法学会(JAOMPT) では,IFOMPT(International Federation of OrthopaedicManipulative Physical Therapists)の基準に基づいた国際認定セミナーを開催している。1988 年からKaltenborn -Evjenth International(K-EI)による国際セミナーを継続開催し,現在ではK-EI に限ることなく,IFOMPT の基準に沿った教育へとプログラムの充実を図っている。セミナーは大きく分けて基礎コースと上級コースに分けられている。基礎コースは49 日間,上級コースは34 日間のプログラムが設定されている。コースで習得するテクニックとして,関節モビライゼーション,関節マニピュレーション,軟部組織モビライゼーション,神経モビライゼーション,モーターコントロールトレーニングがある。効果的な治療を行うためには,正確な検査の下,仮説の設定と検証を繰り返し行う臨床推論能力,エビデンスを批判的に分析し臨床応用する能力が求められる。本コースではこの臨床推論過程と最新エビデンスの適用方法をシステマティックに学習することができる。
著者
浅田 啓 菅沼 明 牛島 和夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.585-586, 1990-03-14

日本語文章椎敲支援ツール『推敲』とは,MS-DOS上の日本語文章ファイルを解析して推敲に役立つ情報を書き手に提供することを目的としたツールである。『推敲』は、1987年度にパーソナルコンピュータ上で『推敲1.5』として実用化された。その後、このツールに関心を持つ一部大学関係者(京都大学、静岡大学、筑波大学、東京工業大学、東京農工大学、名古屋工業大学、日本大学(順不同))に『推敲1.5』を試用してもらい,評価をしてもらった。今回、それらの評価結果を検討し機能を拡張し『推敲2.0』とした。2節では試用者アンケートの結果とそれについての検討内容を述べ、3節、4節では機能拡張の詳細について述べる。