著者
桂 英史 田甫 律子 西條 朋行 渡辺 好明 清水 秀一 塚田 信吾 長田 謙一 山口 祥平
出版者
東京藝術大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

「芸術の臨床」が地域医療およびコミュニケーションとどのような関係にあるかというテーマについて、実際の臨床やアートプロジェクトの事例を通して考察した。その結果、コミットメントの前後に、参加者(患者あるいは他者)とプログラム(治療者あるいは自己)の間にある、イメージをめぐるルールの変更がメタ・コミュニケーション的に行われることがプロジェクトの必要条件となることを論じた。