著者
片山 耕大 魲 洸平 寿野 良二 木瀬 亮次 辻本 浩一 岩田 想 井上 飛鳥 小林 拓也 神取 秀樹
出版者
Springer Nature
雑誌
Communications Biology
巻号頁・発行日
no.4, 2021

振動分光法を駆使した薬剤効能測定法の開発 --アセチルコリン受容体を標的とした神経疾患の治療薬開発への期待--. 京都大学プレスリリース. 2021-12-01.
著者
神取 秀樹 須藤 雄気 井上 圭一 岩田 達也 片山 耕大 山田 大智
出版者
名古屋工業大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2013-06-28

多くの生体分子は共通の構造をもとに多彩な機能を演出している。本課題で我々は、ロドプシンやフラビンタンパク質などを対象として機能の発見・転換・創成をテーマに柔らかさと機能との関わりを研究した。その結果、内向きプロトンポンプや新規チャネルロドプシン、環状ヌクレオチドを光で分解する酵素ロドプシンなどの発見を報告した。一方、機能転換については、ロドプシンやDNA光回復酵素に対して限られた変異導入により機能転換に成功したが逆方向は成功せず、非対称な機能転換が明らかになった。機能の創成に関しては、光駆動ナトリウムポンプの構造基盤に基づき、カリウムやセシウムをポンプするタンパク質を創成することができた。