著者
小林 富雄 野見山 敏雄 波夛野 豪 種市 豊 相原 延英
出版者
愛知工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究の目的は、食品ロスの発生やその処理過程における多様性を説明するモデルの提示である。但し、まだ食べられるのに廃棄されるということは、使用価値があるのに交換価値だけが失われている状態であることから、非市場での贈与交換についても包含するモデルでなければならない。研究の結果、フードバンク活動を含む食品ロス発生抑制を伴う食料需給調整システムは、国際的には大きな多様性が認められ、それらを説明するモデルを構築することができた。