著者
ミュラー ハンス=リューディガー 伊藤 敦広 眞壁 宏幹
出版者
慶應義塾大学大学院社会学研究科
雑誌
慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学・心理学・教育学 : 人間と社会の探究 (ISSN:0912456X)
巻号頁・発行日
no.80, pp.73-84, 2015

[訳者解題]序論教育的タクト言説の主要な三つの筋書き 1. 教授的・方法的原理としての, つまり理論的・一般的なものと, 教育実践ごとに特殊なものとを媒介する道具としての「教育的タクト」 2. 緊張の場において行為を方向づけるものとしての「教育的タクト」 3. 教育的合理性と教育的要求の自己制限としての「教育的タクト」結論論文
著者
眞壁 宏幹
出版者
教育思想史学会
雑誌
近代教育フォーラム (ISSN:09196560)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.67-79, 2012-10-13 (Released:2017-08-10)

本司会論文は、西村拓生会員によって示されたシュタイナーのシラー解釈を、シラー『美育書簡』の再読を通して検討し、シラーの『美育書簡』の核心が、美・芸術による「脱・像化Entbildung」の経験を通した「陶冶Bildung」にあることを示し、この陶冶プログラムが学校教育の枠を超える文化プロジェクトだったことを示す。