著者
住吉 政英 石井 勉 伊吹 公夫
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS)
巻号頁・発行日
vol.1995, no.34(1994-IS-053), pp.25-30, 1995-03-22

スター網の頂点に統括プロセッサを設けて、共通データを各プロセッサにコピーする方法で、分散処理の排他制御を簡単にできるが、プロセッサ数の増加に伴う負担を軽減する工夫が必要である。筆者らはデータ転送の局所性に注目し、この負担を軽減する階層網構成と、共通変数の網階層に対応させるUniversal Tree技術を考案した。また、コピー完了待ちをチェックするIF文の氾濫で、応用プログラム構造が複雑になるのを避けるため、Active指向という新しいプログラミングパラダイムを用いて、コピー完了の機能を分散OSに集中することに成功した。その実現法を述べるとともに、3種の試作応用例で、これらの技術の有効性を確認したことを報告する。

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著者
石井 勉
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.405-409, 1972 (Released:2009-11-26)
参考文献数
7
著者
石井 勉
出版者
文教大学
雑誌
文教大学教育学部紀要 = Annual report of the Faculty of Education, Bunkyo University (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
no.47, pp.79-88, 2013

沖縄県離島の某公立小学校での算数科の2つのある授業を取り上げて、その授業をリテラシーの状況から検討し、算数科における少人数指導の効果と限界を示すことが目的である。少人数指導分析枠組みを用いて、算数科の少人数指導の特徴を顕在化させて考察した。その結果、個に応じた指導が充実することなど的確な指導が実現する傾向が高いことを指摘した。また、児童の人数の多寡よりも指導者の力量や授業の質が及ぼす影響の方が大きいことを、合わせて指摘した。