著者
陣内 雄次 石崎 純子
出版者
宇都宮大学
雑誌
宇都宮大学教育学部教育実践総合センター紀要 (ISSN:13452495)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.79-85, 2003-04-01

第二次世界大戦後の欧米文化輸入に際して、子どもの自立を促すとして日本の家屋にも多く取り入れられた子ども部屋は、1980年代に入り子どもの犯罪における子ども部屋の悪影響がクローズアップされたことなどをきっかけに、犯罪の要因になるとして批判論が強まった。本研究では、栃木県上三川町および小山市における子ども部屋の使用状況と意識について調査を行い、子ども部屋の家庭と家族関係に及ぼす影響について分析した。