- 著者
 
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             原田 聰
             
             福田 至朗
             
             田中 有引
             
             石黒 幸雄
             
             佐藤 隆英
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 日本育種学会
 
          
          
          - 雑誌
 
          - Breeding science (ISSN:13447610)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - vol.45, no.4, pp.429-434, 1995-12 
 
          
          
          
          - 被引用文献数
 
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             2
             
             
             
          
        
 
        
        
        L. chmielewskii. L. hirsutum and L. peruvianum などのトマト野生種における果実でのショ糖含有形質は,単一劣性遺伝子に支配されていると考えられている.我々は,この因子がインベルターゼであると考え,インベルターゼ遺伝子とショ糖含有形質との関係について検討した.既に,トマト栽培種果実からの細胞壁結合型インベルターゼ。DNAをクローニングしており,その塩基配列を基に,栽培種とL. chmielewskiiを材料として,PCR法を用いた多型解析を行なった.その結果,増幅断片長に差が認められた部分が存在したため,それぞれの断片の塩基配列を決定した.大部分の塩基配列は一致していたが,最後のイントロン(第6)において,L. chmielewskiiの方が栽培種より計11bp短いのが認められ,その中にはlO bpの連続した"AAAAGGTTTT"という特徴的な配列が存在した