著者
田村 暢章 竹島 浩 谷口 展子 田草川 徹 山﨑 大輔 原口 茂樹 安田 治男 嶋田 淳
出版者
公益社団法人 日本口腔インプラント学会
雑誌
日本口腔インプラント学会誌 (ISSN:09146695)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.471-476, 2007-09-30 (Released:2014-04-10)
参考文献数
14

We report four cases whose implant fixtures were uncertainly placed and inserted into the maxillary sinus.The patients consisted of 2 males and 2 females whose ages ranged from 46 to 56 years. All cases were referred to us from private dental clinics. There were three cases of accidental insertion in the maxillary sinus on the left side and one case on the right side, but all of them had no symptoms at the first visit. All implant fixtures were surgically removed without any episodes, although one case was complicated with chronic maxillary sinusitis. It is considered that it is necessary to minimize invasion and time to remove the implant fixture in the maxillary sinus, and especially important to inspire the patient with confidence.
著者
田村 暢章 菊池 建太郎 龍田 恒康 小林 真彦 園川 拓哉 松田 玲於奈 山本 信治 竹島 浩
出版者
一般社団法人 日本老年歯科医学会
雑誌
老年歯科医学 (ISSN:09143866)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.226-229, 2020-12-31 (Released:2021-01-28)
参考文献数
17

われわれは高齢者の右側口蓋に発生した多形腺腫由来癌の1例を経験した。患者は70歳男性。既往歴はなく,約2年前に近在歯科で右側口蓋の腫脹を指摘されていたが,自覚症状がないため放置していたところ,約1カ月前より腫脹が増大するようになった。他の近在歯科を受診して精査加療目的で当科を紹介来院となった。画像検査では内部充実性の軟部腫瘤であり,核医学検査では集積を認めなかった。生検により多形腺腫の診断を得た後,全身麻酔下で同部の腫瘍切除術を行った。病理組織学的に多形腺腫由来癌の確定診断を得た。術後約5年経過するが再発は認めず良好である。腫瘍性病変を治療せずに長期間放置しておくことは悪性化の危険性が生じることを常に念頭に置き,高齢者の口腔管理に従事していかなければならないと考えられた。
著者
竹島浩
雑誌
実験医学
巻号頁・発行日
vol.26, pp.462-466, 2008
被引用文献数
1
著者
竹島 浩
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.121, no.4, pp.203-210, 2003 (Released:2003-04-11)
参考文献数
40
被引用文献数
3 3

筋収縮や伝達物質放出などの興奮性細胞での生理反応に先立ち,膜興奮による電気的信号は細胞質Ca2+上昇へシグナル変換される.細胞内ストア膜上のCa2+放出チャネルであるリアノジン受容体は一般的機能として細胞表層膜のCa2+チャネルと共役し,そのシグナル変換反応に寄与する.興奮性細胞系に広く分布する3種のリアノジン受容体サブタイプに関して,構造-機能相関や生理機能上の重要性が明らかにされている.一方,リアノジン受容体が生理機能を発揮するためには細胞表層膜とストア膜の近接構造が必要であると考えられる.最近,結合膜構造の形成に関与する膜タンパク質としてジャンクトフィリンが分子同定され,そのサブタイプ群の生理的重要性が変異マウスを用いて証明されている.さらに,リアノジン受容体とジャンクトフィリンサブタイプの遺伝子の変異は,ヒト遺伝性疾患の原因となることも明らかにされた.