著者
箱石 開 小野里 雅彦 田中 文基
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2017年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.31-32, 2017-03-01 (Released:2017-09-01)

災害発生時は,住民の現在位置や道路の閉塞など,災害発生前に想定していた事前情報と異なる状況となる場合が多く,その差異により避難行動は様々な影響を受ける.中でも,災害時要援護者の避難支援においては,要援護者・支援者の現在位置や支援の可否等の点で差異が発生することが多く,これによる支援効率の低下や支援者の被災リスクの増加が懸念される.この差異をシミュレータ上で再現することで,避難行動への影響を評価し,考察する.