著者
粟国 恭子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.432, pp.19-22, 2012-02-02
参考文献数
5

奄美・沖縄の女性(婦人)には、古くから手に施す入墨・ハジチ(針突)の習慣があり、16世紀の文献に確認でき近代まで続いた。女性達の手の記憶<身体の記憶>のハジチについて施術法、口承伝承、文様(沖縄・宮古・八重山・奄美)を紹介する。1879(明治12)年に日本の一部にとなった沖縄では、ハジチ習慣は、日本の文化のあり様と対立し、否定されその文化が大きく変化をする。それは近代沖縄に生きた手の記憶ともいえる。