著者
脇山 俊一郎 藤原 和彦 矢島 邦昭
出版者
仙台高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

エリア放送を地域情報発信基盤として活用する場合の2つの課題、現実的な視聴エリアの把握と、視聴者ニーズに沿った放送コンテンツ制作を低コストに実現する手法を提案し実装した。視聴エリアの把握は、既存のテレビ受信アンテナの方向を考慮した受信電波強度のシミュレーションを行い、それを可視化するツールを開発した。また公的機関等がWeb等で公開している二次利用可能な情報を取得し、それらを組み合わせることで住民が必要としている地域情報をタイムリーに自動生成して放送する地域情報発信基盤システムを開発した。
著者
新井イスマイル 福嶋徹 内藤岳史 土川洋史 比嘉信 釣健孝 佐々木智大 大島秀樹 渥美清隆 松野良信 千田栄幸 山田悟 今井一雅 牛丸真司 金山典世 仲野巧 寺元貴幸 脇山俊一郎 中尾充宏 村本健一郎
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT)
巻号頁・発行日
vol.2013-IOT-23, no.10, pp.1-5, 2013-09-20

独立行政法人国立高等専門学校機構法の施行に伴い、平成 16 年 4 月 1 日に全国の国立高等専門学校 (以下、国立高専) が独立行政法人国立高等専門学校機構 (以下、高専機構) 1 法人に集約され、現在 51の国立高専を運営している。独法化前は各高専にて個別にネットワーク運用・調達が任されていたが、運営費交付金が毎年削減されることを考慮し、独法化後は高専機構のスケールメリットを活かした効率的なネットワーク運用・調達に挑戦している。本稿では、平成 24 年度までに得られた、(1) 歴史的 PI アドレスの集約による年間費用削減、(2) 機器・ソフトの一括調達による費用削減、(3) ノウハウ・人材の共有の成果について報告する。
著者
大津 浩二 松田 宜之 金森 吉成 増永 良文 脇山 俊一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.86, pp.71-78, 1994-10-13
被引用文献数
5

本論文は、画像データベースのアプリケーションを容易に開発できるオブジェクト指向のスクリプト言語の設計について述べる。この言語を用いて、ユーザは計算機環境から独立した高水準なシナリオを記述することができる。言語は、画像処理オブジェクト定義、シナリオ構造記述、データベース問合せオブジェクト定義、シナリオ起動メッセージなどの機能を持っている。このスクリプト言語の特色は、検索された画像オブジェクトに種々な画像処理を適用することが簡単に表現できることである。さらに、著者等が提案している画像データベースアーキテクチャ上でスクリプトがどのように解釈、実行されるかを例を使って説明した。This paper describes a design of object-oriented script language to ease application developments for image databases. User can make a high level scenario written in the script, which is independent of computing environments. The script has many functions: definition of image processing objects, description of scenario structure, definition of query objects, start message for scenario, and etc. There is a characteristic of the script: it is ease to write the scenario that users apply some kind of image processing functions to image objects retrieved from databases. Furthermore, we have explained how the script is interpreted and executed under an image database architecture which we have proposed.