1 0 0 0 OA 天然皮革

著者
菅野 英二郎
出版者
The Society of Fiber Science and Technology, Japan
雑誌
繊維学会誌 (ISSN:00379875)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.P106-P109, 1974-03-10 (Released:2008-11-28)
参考文献数
21
著者
菅野 英二 瀧田 誠一郎
出版者
北日本病害虫研究会
雑誌
北日本病害虫研究会報 (ISSN:0368623X)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.58, pp.71-74, 2007-12-14 (Released:2011-03-02)
参考文献数
7

リンゴ褐斑病に対する各種殺菌剤の残効性および治療効果について, 本病菌分生子を用いた新梢葉への接種により検討した. その結果, チオファネートメチル水和剤は残効期間が21日程度と最も長く, 15日程度の残効がある殺菌剤も数種明らかになった. また, 接種から1日後以内の散布でシプロジニル水和剤は高い防除効果を示し, チオファネートメチル水和剤およびべノミル水和剤でも防除効果が認められた. このことから, 本病に対して残効性が長い殺菌剤を散布することで, 防除間隔を10日から15日程度に延ばすことができると考えられた.
著者
菅野 英二 尾形 正
出版者
北日本病害虫研究会
雑誌
北日本病害虫研究会報 (ISSN:0368623X)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.56, pp.93-95, 2005-12-05 (Released:2011-08-11)
参考文献数
3

リンゴ褐斑病菌子のう胞子の飛散時期における防除と本病発生との関係を調査した. 2004年の子のう胞子の飛散は4月19日から7月16日まで認められ, 飛散盛期は5月6半旬-6月1半旬であった. また, 新梢葉における防除効果は, 子のう胞子の飛散盛期の殺菌剤散布が最も効果が高く, 新梢葉における初発時期までは, 殺菌剤の散布を欠かすことはできないが, 初発後の二次感染期における散布のみでも比較的発病を抑制できると考えられた. 一方, 果実の感染時期は9月頃で, この時期に樹上に残存する新梢葉の発病葉率が高い場合, 果実発病も多くなると考えられた.
著者
菅野 英二 伊藤 恵造 篠原 弘亮 佐々木 正剛
出版者
北日本病害虫研究会
雑誌
北日本病害虫研究会報 (ISSN:0368623X)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.53, pp.137-140, 2002-11-30 (Released:2011-08-11)
参考文献数
5

福島県で1994年および2000年に多発生したモモ急性枯死症状の発生実態を調査し, その原因を解明するため, 2000年に発症樹から細菌を分離し, 接種による症状の再現を試みe. その結果, 本症状の発生時期は9~10月であること, 発症から枯死までの期間が5日程度であること, 結果樹から収穫した果実は正常であったこと, 5年生前後の若木で発症が多いこと, 品種間差は明確ではないこと等が明らかになった. 一方, 発症樹から分離された細菌をモモ休眠枝に接種したところ原症状が再現されたことから, 本症状の病原が細菌である可能性が示唆された.