著者
清水 宗茂 藤田 浩太郎 市川 淳 森松 文毅 向井 直樹
出版者
The Japanese Society of Physical Fitness and Sports Medicine
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.559-566, 2004-10-01 (Released:2010-09-30)
参考文献数
21

本研究では, 関節部への負担が高い走運動愛好者を対象として, コラーゲン・グルコサミン混合液の継続摂取が関節マーカーに及ぼす影響を検討した.その結果, 30日間のコラーゲン・グルコサミン混合液摂取により, 血清KSおよび血清MMP-3が摂取15, 30日目において有意に低下することが認められた.本研究の結果は, コラーゲン・グルコサミン混合液の継続摂取が, 関節軟骨の損傷および炎症を予防し, 関節部のコンディショニングに対して有効であることを示唆するものである.