著者
西澤 直子
出版者
慶應義塾福澤研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.143-163, 1997

資料一 はじめに二 小幡甚三郎関係資料の詳細と成立経緯三 小幡甚三郎の履歴四 アメリカ留学五 おわりに : 小幡兄弟への期待
著者
西澤 直子
出版者
慶應義塾福澤研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.20, pp.149-174, 2003

評価は分かれるにせよ、日本の近代化に福沢諭吉がひとつの役割を果たしたことは確かである。ゆえに福沢は現在まで、国内外を問わず数多くの研究者によって論じられてきた。しかし近年、福沢研究が抱える史料的な問題点が明らかになった。本稿では現在の福沢研究が抱える史料的課題と、解決するための一策として書簡史料の利用について論じ、一例として福沢の女性論に対し、書簡史料を利用することによって新たにどのような議論が展開できるのかを報告する。
著者
西澤 直子
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.659-675, 1988-03

論文I 尊攘派の形成 (1) "尊攘派手子衆"の存在 (2) "尊攘派手子衆"の志向II 尊攘派の政治権力について (1) 尊攘派と世子定広の存在 (2) 尊攘派の藩制改革III 結論
著者
西澤 直子
出版者
慶應義塾福澤研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.247-259, 1995

資料一、槙村正直と福澤諭吉二、新資料について三、京都の学校制度と慶應義塾の出版事業をめぐって四、明治十年代以降の交流について
著者
野副 朋子 中西 啓仁 西澤 直子
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.15-22, 2014-01-01 (Released:2015-01-01)
参考文献数
28
被引用文献数
1

鉄はすべての生物にとって必須な金属元素である.鉄は土壌中に豊富に存在するが,水に溶けにくく植物には利用されにくいため,植物は鉄を獲得するための戦略を進化させてきた.イネやトウモロコシなど主要な穀類の属するイネ科植物は「ムギネ酸類」と呼ばれるキレーターを根から分泌して土壌中の三価鉄を可溶化し,「鉄・ムギネ酸類」として吸収する.ムギネ酸類生合成酵素遺伝子の単離をはじめとして「鉄・ムギネ酸類」吸収トランスポーターの同定,鉄欠乏によって制御される遺伝子の発現にかかわるシス配列や転写因子など,イネ科植物の鉄獲得にかかわる分子が次々と明らかにされた.一方,ムギネ酸類を根圏へと分泌するトランスポーターの同定はなされておらず,残された最大の課題として国内外の多くの研究者がこのトランスポーターの発見にしのぎを削っていた.本稿では,筆者らが世界に先駆けてイネとオオムギから同定したムギネ酸類分泌トランスポーター「TOM1」について紹介するとともに,ムギネ酸類にかかわる遺伝子を用いた鉄欠乏耐性作物の創製に向けた取り組みについても解説する.
著者
西澤 直子
出版者
慶應義塾福澤研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.65-140, 1999

はじめに一、市学校の設立二、中津市学校の発展三、中津市学校の効果 : 『旧藩情』における評価四、市学校の転換五、市校事務委員集会録事六、市学校閉校処分七、閉校後の市学校おわりに : 中津市学校設立の意図と今後の課題
著者
福沢研究センター 西澤 直子
出版者
慶應義塾福沢研究センター
雑誌
近代日本研究 (ISSN:09114181)
巻号頁・発行日
no.30, pp.197-213, 2013

資料紹介I 福沢諭吉書簡II 福沢諭吉原稿