著者
越前谷 宏
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.44-53, 2005-04-10 (Released:2017-08-01)

「火垂るの墓」のアニメ化に際して採られたメデイアミックス戦略が、流布本としての新潮文庫の装丁・編集の両面に渡って変容をもたらせたこと、また、映像化という<翻訳>過程で原作に散在していた重要なノイズが消去されてしまったこと、高畑の意図とは異なったかたちで受容されたこと、さらには、ナショナル・メディアとしてのテレビが<八月の物語>として繰り返し放送することの意味について考察した。
著者
越前谷 宏
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.44-53, 2005

「火垂るの墓」のアニメ化に際して採られたメデイアミックス戦略が、流布本としての新潮文庫の装丁・編集の両面に渡って変容をもたらせたこと、また、映像化という<翻訳>過程で原作に散在していた重要なノイズが消去されてしまったこと、高畑の意図とは異なったかたちで受容されたこと、さらには、ナショナル・メディアとしてのテレビが<八月の物語>として繰り返し放送することの意味について考察した。
著者
越前谷 宏
出版者
日本文学協会 ; 1952-
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.65, no.12, pp.36-47, 2016-12