著者
重松 宏
出版者
一般社団法人日本外科学会
雑誌
日本外科学会雑誌 (ISSN:03014894)
巻号頁・発行日
vol.108, no.4, pp.171-175, 2007-07-01
参考文献数
11
被引用文献数
2
著者
道免 和文 千住 恵 西本 愛 重松 宏尚 山崎 文朗 入江 康司 石橋 大海
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.98, no.5, pp.564-568, 2001-05-05 (Released:2008-02-26)
参考文献数
15
被引用文献数
2

症例は68歳,女性.蛋白尿,浮腫を主訴に入院した.低補体血症,高IgM血症,クリオグロブリン血症を認め,腎生検で膜性増殖性糸球体腎炎の所見が得られた.同時に肝機能障害,HCV RNA血症を認め,組織学的に慢性活動性肝炎像を示した.クリオグロブリン血症,膜性増殖性糸球体腎炎をともなった慢性C型肝炎と診断し,インターフェロン療法を施行した.HCV RNAの陰性化と共に尿蛋白の著減,クリオグロブリン血症の改善がみられた.本症例はクリオグロブリン血症,膜性増殖性糸球体腎炎,慢性C型肝炎の相互の関連性を強く示唆する貴重な症例と考えられた.
著者
安原 洋 小見山 高士 新本 春夫 布川 雅雄 重松 宏 久保 淑幸 畠山 卓弥 大城 秀巳
出版者
東京大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1992

再潅流障害における微小血管透過性の亢進と浮腫発生は局所の障害程度を推定するうえで重要なパラメータのひとつとなる.一方,四肢や腸などの重症虚血障害成立には微小循環下での組織の全血流量よりも血流の組織内分布がより大きな役割を演じていることが知られている.今回,われわれは再潅流障害の重症度を推定するパラメータとして,微小循環における浮腫発生部位の血流分布測定の有用性を実験的に検討した.微小循環モデルとしてはhamster cheek pouchを用い,生体顕微鏡下でpostcapillary venulesのアルブミン透過性を観察した.血管透過性は血管周囲に漏出した標識アルブミンの発する蛍光輝度で測定した.再潅流障害の発生はpostcapillary venules内腔における内皮細胞への好中球の付着をもって確認した.再潅流障害の発生が確認されたぶいでは透過性亢進血管が有意に不均一な分布をすることが観察され,生体顕微鏡を用いた微小循環の浮腫分布パターン解析が組織障害推定の有用なパラメータとなりうることが示唆された.