著者
杉浦 宏季 中谷内 奈子 岩壁 慈恵 戎 利光 横谷 智久 野口 雄慶
出版者
福井工業大学
雑誌
福井工業大学研究紀要 Memoirs of Fukui University of Technology (ISSN:18844456)
巻号頁・発行日
no.48, pp.142-147, 2018

According to a recent report, the blood donation population has declined in Japan. We examined the measures required to improve blood donation participation among university students in Japan. The study subjects were classified into three groups based on their frequency of blood donation: "frequently," "no donation in the past year," and "unexperienced." Each group was subjected to different sets of interview questions, and the answers were analyzed using Cochran's Q test. The "frequent" blood donors tended to believe that "my blood is helpful for somebody." Conversely, the other two groups tended not to donate blood owing to busyness reasons. We identified that the number of blood donors can be increased by reducing the waiting time. In addition to this, increasing the number of bloodmobiles may be effective.
著者
野口 雄慶 横谷 智久 杉浦 宏季 野尻 奈央子
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.70, pp.229_3, 2019

<p> カヌースプリント競技にはカヤックとカナディアン種目があり、湖や流れのない川(兵水面)で200m、500m、1000mといった一定の直線距離を最大スピードで進む際の着順を競い合う。中でも200m競技では大きな力でパドルの両サイドにあるブレードで水をキャッチし、35秒程度の時間で漕ぎ切る必要があるため、後半疲労で失速しないよう、レースペースは極めて重要となる。本研究では、トップレベルの日本人男子カヤック選手を対象に、200mのレース展開の特徴を検討した。2015カヌースプリント海外派遣選手最終記録会の200m男子カヤック決勝進出者9名を対象とした。決勝レースを3台のビデオカメラで撮影し、前半局面(0-100m通過タイム)と後半局面(100-200m通過タイム)の比較より、各選手のレースペースの比較を実施した。日本代表に選出された優勝選手と2位の選手の前半局面と後半局面のタイム差は0.1秒以下であり、イーブンペースであったが、3位、4位の選手はそれぞれ0.9秒、0.5秒以上の差があり、後半局面でペースを落としていた。5位~9位の選手のうち3名は、前半局面より後半局面の方がタイムが早く、残り2名の選手はほぼイーブンペースであった。</p>