著者
野崎 篤志
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.60, no.8, pp.333-339, 2010-08-01 (Released:2017-04-25)
参考文献数
18

特許情報を調査・整理・分析して視覚化・ビジュアル化したものがパテントマップであり,R&D戦略立案や特許出願戦略の策定に欠かせないツールである。数多くの統計解析型パテントマップ作成ソフトやテキストマイニングによるビジュアル化ソフトが販売されているが,パソコンに通常インストールされているExcelを用いてもパテントマップを作成することが可能である。本稿ではExcelに搭載されているピボットテーブルというクロス集計機能の概要,パテントマップの中でも作成が難しいバブルチャートの作成方法,そしてパテントマップのビジュアル表現について述べる。
著者
野崎 篤志
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.316-325, 2018-07-01 (Released:2018-07-01)

新聞・雑誌やニュース等で人工知能というキーワードをほぼ毎日見かけるようになってから久しい。2015年以降各種ベンダーからリリースされたAI搭載型特許調査・分析ツールの限界を知る上でも,AIの基礎知識について知ることは重要である。本稿では本特集号の各論を理解するための基礎として,AI・ディープラーニングの概要と各種統計データから見る第3次AIブームの振り返り,最近のAI搭載型特許調査・分析ツールのまとめと最近リリースされたツールの概要紹介,そして個別の特許情報業務におけるAIツールの今後の進化と利用・活用方法やAIツールとの付き合い方について述べた。
著者
野崎 篤志
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.200-207, 2013-02-15

企業・組織における研究開発戦略策定・アイデア創出といった積極的な側面からだけではなく,研究開発費・知財経費の有効活用といった側面から見ても特許情報調査について基礎知識を持ち,しっかりと調査を行う必要性がある.特許情報調査を行う上で必要となる,特許情報の特徴,調査の目的と種類,そして特許調査の具体的なステップについて述べた.特許調査の実例として特許検索マトリックスを用いた特許調査の方法について紹介した.特許調査を行う上で重要なポイントとして,データベースの使い方などのテクニック部分ではなく,特許調査の目的および調査対象技術を明確にすることにある.
著者
野崎 篤志
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.63, no.7, pp.282-287, 2013-07-01

2013年1月1日より新しい特許分類である欧米共同特許分類CPCが発効された。欧州特許分類ECLA・ICOをベースとしたCPCについて,導入の背景・概要およびその詳細について述べる。欧州特許庁・米国特許商標局審査官のみならず特許情報ユーザーである企業としても,CPC導入により特許調査の効率化が図れる側面がありながらも,ユーザーの立場から見ると付与体系・付与精度やタイムラグについて詳細が明らかになっていない点も多く,当面はIPC・USPCやFI・Fタームなどの特許分類およびキーワードと併用しながら検索・調査を行うことが望ましい。