著者
中村 海里 鈴木 拓海 關根 惟敏 臼杵 深 三浦 憲二郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2020年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.262-263, 2020-03-01 (Released:2020-09-03)

本研究の目的は,デジタルデバイスにより手書き入力された文字の美化を行うことである.深層学習を用いて画像間変換を行うことで,手書き入力された文字に対して,フォントのような線の強弱や「とめ」,「はらい」といった特徴を付加することに成功した.加えて,従来の美化手法である平均化との比較を行い,入力された文字の個性を残せる点,フォントのような特徴を付加できる点で差別化できることを確認した.
著者
本間 亘 鈴木 拓海 若月 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EMD, 機構デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.46, pp.11-14, 2007-05-11

電磁リレーでは、電気接点が閉成するときに、接点の衝突現象によるバウンスが生じる。過渡電流スイッチ回路によるアーク放電抑制を前提にすれば、接点電極の消耗や転移が激減するので、バウンスの抑制方法も従来とは別なアプローチがありそうである。そこで、従来のバウンス現象を可動電極の運動に着目して、現象の解明を試みた。このバウンス原因を明らかにするため、電極接点の形状を変え、接点開閉時の電流・電圧測定に同期させて可動接点の弾性振動を光変位計で測定した。閉成時の電気的特性と光変位計による測定を対比させたところ、可動電極は、片持ちはり構造の基本共振モードのほかに、2次モードの振動が確認され、それがバウンスと関係することがわかった。