著者
谷山 鉄郎 松岡 武 長屋 祐一 小林 尚文
出版者
日本生物環境工学会
雑誌
植物工場学会誌 (ISSN:09186638)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.215-224, 1994

An automatic fogculture system for year-round rice production was developed. Its purpose was to reduce natural and environmental damages on rice production and farmland. Two rice cultivars, Koshihikari and Harebare, were grown from Mar. 12, 1992 to Aug. 24, 1992. Because the amount of sunlight was decreased to one-third of normal light intensity, growth and development of the two cultivars was very uneven. Yield of Koshihikari which was the better developed of the two, was 808 kg/10a. The yield of Harebare, which did not grow well, was 23 kg/10a. If this system was given enough sunlight and had a controlled temperature, a higher yield may be possible.
著者
冨森 聡子 長屋 祐一 谷山 鉄郎
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.442-451, 1994-09-05
被引用文献数
3

ゴルフ場で使用される農薬および肥料について1991年6月から1992年5月までの1年間, 降雨直後, 3ゴルフ場6箇所の排水を採水し, 15種類の農薬と窒素, リン, カリウムの分析をした. 結果は次の通りであった. 除草剤のプロピザミド, シマジン, ナプロパミド, 殺菌剤のフルトラニル, イソプロチオラン, キャプタン, トルクロホスメチル, 殺虫剤のダイアジノン, フェニトロチオンの9種農薬が検出された. 検出頻度は各ゴルフ場で差があり, 同一ゴルフ場でも採水地点間で異なった. フルトラニル, イソプロチオラン, キャプタンが高頻度に検出された. 検出された農薬は, 調査期間中では9月が他の月に比べ全般的に高く, また, 高濃度に検出された農薬は, プロピザミド, シマジンであった. 検出された農薬の濃度は約半数が0.1〜1.0μgL^<-1>の範囲であった. ゴルフ場排水の肥料成分は, 周辺の河川水に比べ, 窒素, リン, カリウム共に高濃度であった. その濃度変化は, ゴルフ場の芝草管理のための施肥時期と密接に関係していた.