- 著者
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石川 峻
青木 敦英
- 出版者
- 一般社団法人 日本体育学会
- 雑誌
- 日本体育学会大会予稿集
- 巻号頁・発行日
- vol.68, pp.230_1, 2017
<p> 「リバウンドを制する者はゲームを制する。」という言葉があるように、バスケットボールにおいてゲームを優位に進めるためにはリバウンドの獲得が重要であることは、これまで多くの研究で報告されてきた。バスケットボールには様々なポジションがあるが、一般的にリバウンドの獲得は、チーム内で比較的身長が高く、ゴール付近でプレーすることの多いインサイドプレイヤーに求められている。しかし、レベルが高くなるほどインサイドプレイヤー同士のリバウンドの取り合いが激しくなることや、相手チームに強力なインサイドプレイヤーがいることなどから、より人数をかけてリバウンドを獲得しにいく必要がある。そのため、アウトサイドプレイヤーもリバウンドの獲得を求められることがある。そこで本研究では、公式試合のBOX SCOREからポジション別のリバウンド獲得状況を明らかにすると共に、勝敗との関係を分析し、今後の指導の一助となることを目的とした。分析対象試合は、関西学生バスケットボール連盟2部に所属しているA大学の平成28年度リーグ戦13試合とその後の入れ替え戦1試合の計14試合である。結果は本学会にて発表する。</p>