- 著者
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平山 良一
山岸 敬道
三田 勝久
北島 三郎
飛田 満彦
- 出版者
- 公益社団法人 日本化学会
- 雑誌
- 日本化学会誌
- 巻号頁・発行日
- vol.1977, no.11, pp.1684-1687, 1977
- 被引用文献数
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3
1,4-ナフトキノンを窒素下で塩化ロジウム(III)と20時間煮沸すると,暗赤色のクロロジウム錯体とともに白色の生成物[1]が得られた。[1]は酸化鉛(W),塩化鉄(III)あるいは酸素などの比較的おだやかな酸化剤によって青色の色素[2]を与えたスペクトルおよび元素分析の結果,[1]は4,4'-ジエトキシー1,1しジヒドロギシー2,2'-ピナフタレンであることがわかった。[2]は別途合成によって得られた4,4,-ジエトキシー2,2'-ビナフチリデン-1,1'-ジオン(Russigue)と-致した。