著者
大森 基司 館林 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論
巻号頁・発行日
vol.94, no.295, pp.25-32, 1994-10-20
被引用文献数
1

ネットワークを用いた通信販売システムにおいてユーザーのプライバシー保護を実現できる1つのモデルを提案する.目的は,「誰が何を買ったか」をわからないようにすることである.本モデルでは販売システム側に3つの部門を設ける.そのうちの任意2部門が結託しても「誰が何を買ったか」わからない.商品や価格に関するユーザとシステムの間のトラブルの解決策も示す.