著者
大澤 貫寿 Dadang
出版者
都市有害生物管理学会
雑誌
家屋害虫 (ISSN:0912974X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.31-46, 1998-06-30

インドネシア,沖縄など熱帯および亜熱帯植物からの抽出物について,農業および衛生害虫に対する殺虫,摂食阻害ならびに忌避作用について調査研究し,活性成分の精製と単離同定を行った。1)バンレイシ科の植物種子の抽出物からアズキゾウムシとコナガに対して殺虫性の非常に強いSuqamocinなどアセトゲニン関連化合物を単離した。2)ハマスゲの塊茎からは,コナガ幼虫に対して殺虫性と摂食阻害活性を有する化合物α-Cyperoneを単離同定した。3)ショウガ科ナンキョウの根茎からはコナガ幼虫とアズキゾウムシに対して殺虫性を示す化合物1'-acetoxychavicol acetateを単離した。4)アオギリ科サキシマスオやキク科のセンジュギクからチャバネゴキブリの忌避物質としてそれぞれSafroleとPiperitoneを見出した。5)シソ科パチョリとイネ科べチバーからネッタイシマカの忌避物質としてPatchouli alcoholとα-Vetivoneなどのテルペン系化合物を同定した。6)センダン科植物23種についてコナガ幼虫に対する摂食阻害試験を実施しクラブウッド(Carapa guianensis)に非常に強い摂食阻害活性を認めた。
著者
三浦 信孝 CHI LEE Pei-Wha SUNENDAR Dadang NGUYEN XUAN Tu Huyen
出版者
中央大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

三浦が2004年7月に国際フランス語教授連合FIPFアジア太平洋委員会委員長になったのを契機に申請した研究課題である。台湾、インドネシア、ヴェトナムの同僚を研究協力者に、日本、タイ、台湾、パリ,などで開かれる国際学会で研究交流を積み重ねた。かつてフランスの植民地だったヴェトナムやインド洋のレユニオン、モーリシャス、南太平洋のニューカレドニアを旅行しフランス語の使用状況について調査した。研究成果は研究課題に直接間接にかかわる多くの論文にまとめて発表した。