著者
真下 知子 張 貞京 中村 博幸 Tomoko MASHIMO Jeongkyong CHANG Hiroyuki NAKAMURA 京都文教短期大学 京都文教短期大学 京都文教大学 Kyoto Bunkyo Junior College Kyoto Bunkyo Junior College Kyoto Bunkyo University
出版者
京都文教短期大学
雑誌
京都文教短期大学研究紀要 (ISSN:03895467)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.136-146, 2011

保育者-保護者間のコミュニケーションの改善をめざし、保育者養成課程においても現場での学びの礎となる取り組みが必要である。筆者らは、教材開発のための予備調査として、保護者からの相談の場面を設定したシナリオ形式の質問紙によるアンケート調査を実施した。現職の保育者による回答の分析より、保育者の答え方の特色として、1.「傾聴・共感」2.「具体的なアドバイス」3.「保育者として一緒に問題解決にあたる姿勢を示すこと」の3点が見られた。