著者
Little Crispin T. S.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.72-79, 2010-05

深海底に沈んだクジラの死骸はヌタウナギ類や深海ザメ,エビやカニに食べられる。しかし骨ばかりになっても,その骨を間接的に栄養源とする各種の貝やゴカイなどが集まり,「鯨骨生物群集」が形成される。
著者
菱田 邦男 HOANG TRONG SO HOANG T. S.
出版者
愛知学院大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2001

現代ベトナムの上座仏教における尼僧たちの存在形態について研究をした。ベトナムの上座仏教は、1939年にカンボジアで修行したベトナムの僧侶によってベトナムの南部にあるサイゴン市(現在ホー・チ・ミン市)に伝えられた。今回参考文献に基づき、現地の諸寺院を訪れ、聞き取り調査を実施し、次のことを明らかにした。現在ベトナムの上座仏教の活動地域は、中部のフェ市と南部のホー・チ・ミン市とその周辺に限られ、上座仏教の尼僧たちの存在もこの二つの地域に見られる。今回の調査で尼僧の人数が150人であることは明白に判った。フェ市における上座仏教の尼僧たち(8人)の修行道場は一箇所に集中し、在家信者として僧侶たちと一緒に修行をしているので、尼僧という名称は認められなかったようであり、「女修」と呼ばれるようになった。生活の面については、尼僧たちは殆ど自給自足であり、その宗派の信者からの布施は滅多にないようである。こうして生活の面で大変厳しい状態なので、初心者の弟子を受け入れることもできなくなるのは当然のことである。しかも、フェ市における上座仏教の尼僧たちは、大乗仏教の尼僧たちとの交流を全く進めていないので完全に孤立の状態にある。修行の面に関しては、尼僧たちは八戒しか伝授されていないので、女性の修行者の形態とみなされている。彼女たちは日常2回の坐禅と読経に専念するが、毎月2回八戒を再び伝授されることを僧侶の教団に求める。フェ市の尼僧と違って南部における上座仏教の尼僧たち(142人)は、特殊な形態を持って更に発展して盛んな様相を見せる。この地方の尼僧たちは5箇寺に集まって修行して入るが、特に福山禅院と宝隆寺における尼僧の場合は、フェ市の尼僧と同じように自給自足であるが、独特の修行法を持っている。修行の専門道場としての福山禅院では、尼僧たちは毎日殆どの時間を坐禅と経行で過ごすので、読経の時間は日課に見られない。そして彼女たちが毎日八戒の伝授を僧侶たちに懇請することは、フェ市の尼僧と違うところである。今回の調査で一番驚くことは、この禅院の修行に参加しているのは上座仏教の尼僧ばかりではなく、ベトナム大乗や「乞士派」の尼僧の姿が見かけられたことである。この三つの宗派の尼僧が一緒に修行することは、ベトナムでは絶対に考えられなかったことであり、戒律上や生活の面や宗教の違う点などというような様々な問題を乗り越えて一つの場所で生活しながら修行することは有り得なかった。このような交流は大変素晴らしいと実感した。宝隆寺における尼僧たちは、学習と修行との両面に重視している。特に注目すべきことは、その住職が尼僧たちに比丘尼の戒律を受戒させたい意向を持っていることである。実際にタイとスリランカに派遣されて受戒をした尼僧はいた。タイ・スリランカ・ミャンマーなどのような上座仏教の国々では、比丘尼の形を公的に認められていないので、これは深刻な問題になっている。尼僧の教団が発展できるか、社会的に活動ができるか、大乗仏教の尼僧教団と交流ができるか、比丘尼の戒律を受戒させることができるかどうかという諸問題には、ベトナム上座仏教の教団に大きな責任がある。
著者
Rauzah Hashim N. Idayu Zahid T. S. Velayutham Nurul Fadhilah Kamalul Aripin Shigesaburo Ogawa Akihiko Sugimura
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
Journal of Oleo Science (ISSN:13458957)
巻号頁・発行日
vol.67, no.6, pp.651-668, 2018 (Released:2018-06-01)
参考文献数
99
被引用文献数
2 26

Also recognized as carbohydrate liquid crystals, glycolipids are amphiphiles whose basic unit comprises of a sugar group attached to an alkyl chain. Glycolipids are amphitropic, which means these materials form liquid crystal self-assemblies when dry (thermotropic) as well as when dissolved in solvents (lyotropic/surfactants) such as water. Many glycolipids are also naturally derived since these can be found in cell membranes. Their membrane and surfactant functions are largely understood through their lyotropic properties. While glycolipids are expected to play major roles as eco-friendly surfactants in the global surfactant market, their usefulness as thermotropic liquid crystal material is, to date, unknown, due to relatively lack of research performed and data reported in the literature. Understandably since glycolipids are hygroscopic with many hydroxy groups, removing the last trace water is very challenging. In recent time, with careful lyophilization and more consistent characterization technique, some researchers have attempted serious studies into “dry” or anhydrous glycolipids. Motivated by possible developments of novel thermotropic applications, some results from these studies also provide surprising new understanding to support conventional wisdom of the lyotropic systems. Here we review the dry state of glycosides, a family of glycolipids whose sugar headgroup is linked to the lipid chain via a glycosidic oxygen linker. The structure property relationship of both linear and anhydrous Guerbet glycosides will be examined. In particular, how the variation of sugar stereochemistry (e.g. anomer vs. epimer), the chain length and chain branching affect the formation of thermotropic liquid crystals phases, which not only located under equilibrium but also far from equilibrium conditions (glassy phase) are scrutinized. The dry glycolipid assembly has been subjected to electric and magnetic fields and the results show interesting behaviors including a possible transient current generation.
著者
T.S.Eliot [著] 上田保訳
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
1973
著者
T.S.
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協会雑纂 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.200, pp.696-698, 1938-11

1 0 0 0 OA 荷役装置

著者
T.S.
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協会雑纂 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.226, pp.33-37, 1941-01-15
著者
T.S.
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協会雑纂 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.215, 1940-02-15

1 0 0 0 OA 新電気揚貨機

著者
T.S.
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協会雑纂 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.228, pp.120-122, 1941-03-15
著者
T.S.
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
造船協会雑纂 (ISSN:03861597)
巻号頁・発行日
no.202, pp.22-26, 1939-01-15