- 著者
-
池淵 周一
土屋 義人
VIEUX Baxter
WAHL Iver M.
CONNER Harol
YEH Raymond
CRAWFORD Ken
亀田 弘行
中北 英一
田中 正昭
桂 順治
村本 嘉雄
光田 寧
土屋 義人
SASAKI Yoshi
EMERRY Garry w.
SHARFMAN Mark
GARY W. Emer
HAROLD Conne
BOXTER E Vie
IVER N. Wahl
KENNETH C. C
土岐 憲三
池渕 周一
YOSHI K. Sas
RAYMOND W H
IVAR M Wahr
CRAIG St Joh
MARK Sharfma
STEPHAN Ewan
GARY W Emery
J R Cruz
KENNETH C Cr
YOSHI K Sasa
- 出版者
- 京都大学
- 雑誌
- 国際学術研究
- 巻号頁・発行日
- 1992
弱点を改善する方策を見い出すために、いくつかの実験を行った.これらの研究を通して家の軒高における耐風速設計や,気象情報に応じた有効な避難方法,強風災害の予防策などを提言した.3)局地的に激しい気象災害の防止軽減に関する日米防災会議;科学技術庁防災科学技術研究所,京都大学防災研究所,オクラホマ大学国際災害研究センターなどが協力して上記国際会議をオクラホマ大学で開催し,日米あわせて約50名の参加のもと,メソスケールの激しい気象擾乱のメカニズム解明とその観測システム,洪水予測,土砂害予測,災害リスクの評価などについて研究の現状と今後の共同研究のテーマ等を議論した.風水害の防止軽減に関する世界戦略の研究討議;本共同研究のメンバーが2回会合をもち,3年間にわたる共同研究の成果とりまとめ方針を協議するとともに,とくに日米の暴風雨に伴って発生する風水害の軽減化の知見,技術をさらなるステップアップするため今後とも共同研究を継続していくことを合意した.戦略としては防災産業のコンセプトを提言し,今後はそのための研究予算を保険会社等の民間資金の導入も含めて日米双方とも鋭意努力することを確認した.なお,阪神・淡路大震災に関しても日米双方のメンバーが現地に入り,建物被害の実態を調査し,今後,日米双方の耐震設計のあり方を協議する素材を取得した.最終報告書は英文で100ページ程度にまとめて発行することにした.