著者
山本 雄二
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.61-90, 2016-11-15

G.H.ミードの考えは多くの場合、誤解され、変形された上で日本のアカデミズムに受容されてきた。どのように変形されてきたのかを、ミードのオリジナルテクストの語用論的分析によって明らかにし、またどのように理解されるべきかもまた示した。同時に、テクストの日本語への翻訳そのものが無理解と通俗的発想とによってすでに変形されているかについても実例を示しながら明らかにした。

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山本先生のミード翻訳の副産物は、研究会でも発表していただきました。 山本雄ニ(2016)「概念の変形と理論の不幸 ―G.H.ミードのgeneralized otherを巡って―」 関西大学 社会学部紀要第48巻 第1号 https://t.co/b2sJ4QJJrD
山本雄二「概念の変形と理論の不幸――G.H.ミードのgeneralized otherを巡って」、『関西大学社会学部紀要』、2016。これはウェブで読めるよ。https://t.co/LUwYujm2HR

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