著者
山下 仁 丹野 恭夫 一幡 良利
出版者
筑波技術短期大学研究委員会
雑誌
筑波技術短期大学テクノレポート (ISSN:13417142)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.273-277, 1999-03

灸の免疫学的効果を明らかにするため,施灸したウサギに黄色ブドウ球菌Smith株を用いて免疫を行い,血清中の抗体価を酵素標識免疫定量法(ELISA)により測定した。その結果,施灸の時期や期間によって差はあるものの,同株に対するIgMおよびIgG抗体は無施灸対照群よりも上昇していた。今回の実験から,古来より疾病予防を目的として用いられてきた灸に免疫学的根拠があることがわかった。

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さっと調べた限り ウサギだけど、施灸するとIgM、IgGの抗体は上昇したという研究はあった。 https://t.co/K6nnIia333

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