著者
木下 和也
出版者
久留米大学情報教育センター
雑誌
久留米大学コンピュータジャーナル (ISSN:24322555)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.86-94, 2019-02

久留米大学の商学部学生がTA(ティーチング・アシスタント)として参加するプログラミング講座が2018 年7 月と12 月に行われた.この講座は地域の中学生向け講座として,その他の講座とともに久留米大学御井キャンパスで行われているが,プログラミング講座については2018 年度から新たに加わったイベントである.学生を教える側としてプログラミング講座に参加させるのは,筆者のゼミや授業で学ぶ学生の,プログラミングの知識とスキル向上を目的としているからであり,さらにソフトウェア開発には欠かせないプロジェクトマネジメント(広い意味での経営学領域)の知識とスキルを実践する場とするためでもある.本稿は,学生のプログラミングとプロジェクトマネジメントの学習の場として筆者がこれまでに実践した様々なイベントを整理したものであり,教育的な効果に関する研究へと発展させる研究ノートである.なお,本稿の最後に付録として,久留米大学でのプログラミング講座に関する報告を行う.

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木下和也(2018).地域貢献活動として企画されるプログラミング講座について:アシスタントとして学生がプログラミングを教えることの意義 久留米大学コンピュータジャーナル,33,86-94.[PDF]https://t.co/6EbhCveLps(Google Scholarアラート「プログラミング教育」で知る)

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